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NURO光とケーブルテレビ回線(J:COM、イッツコム)の比較

 

ケーブルテレビのネット回線は光ハイブリッド

 

J:COMやイッツコムなどのネットを契約するためには、CS放送やBS放送の契約が必要だと思っている方も多いですが、実際はネットだけの契約も可能です。

 

CATVの場合、フレッツ光やNURO光などの光回線と違い、ケーブルテレビでは光ハイブリッドという形式です。光ハイブリッドとは、電線までは光ファイバー線、電線から自宅まではと同軸ケーブルでつないで伝送する方法です。この光ハイブリッド方式ですと、光ファイバーを使った光回線より速度が落ちやすい特徴があります。光ハイブリッドの流合雑音について

 

ただし、ケーブルテレビにはネット速度以外のメリットがあります。私自身もイッツコムとNURO光どちらを選ぶか悩んだことがありますので、その時の事などを踏まえつつ、ケーブルテレビのネット回線とNURO光を比べてみました。

 

 

ケーブルテレビの速度

 

一般的に、光ハイブリッド方式では光方式よりも速度が遅くなる傾向にあります。同軸ケーブルよりも光ファイバーの方が伝達速度は速いため、光ハイブリッドでは同軸ケーブルを使用している区間が長ければ長いほど、光ファイバーのみで伝送される光回線に比べて遅くなるのです。

 

さらに、光ハイブリッドではネットワークの共有数も異なります。インターネットに繋ぐ線は、ひとつの回線から各家庭に枝分かれして届けられています。光回線では最大32分岐となっていますが、ケーブルテレビでは数十〜数百単位の世帯に分岐していると言われています。

 

これにより、多くの人がインターネットに接続する時間帯では、さらに速度が低下しやすくなっているのです。

 

NURO光では下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsという速度が魅力ですが、ケーブルテレビではどうなのでしょうか。J:COMとイッツコムの速度をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

J:COMの速度

 

J:COMでは、速度によって4つのプランが設けられています。それぞれのコースの速度は以下のようになっています。

  • 320Mコース 下り最大320Mbps 上り最大10Mbps
  • 120Mコース 下り最大120Mbps 上り最大10Mbps
  • 12Mコース 下り最大12Mbps 上り最大2Mbps
  • 1Mコース 下り最大1Mbps 上り最大512Kbps

 

この4つのコースがJ:COMが提供する光ハイブリッドのインターネット回線です。この速度は理論上の最大数値なので、各家庭の環境によって速度は下がります。分岐が多い光ハイブリッドでは、ピーク時はさらに遅くなるでしょう。実際にネット上のJ:COMのクチコミ情報では、速度に対する不満が多く見られています。

 

私の実家は J:COMの320Mbpsですが、速度はWi-Fi接続ですが100Mbps出る事はありません。それは構わないのですが、J:COMはWi-Fi接続をした際に断線が多いと個人的には感じています。

 

これは光ハイブリッドを利用したこれらのインターネットサービスですが、J:COMではこのほかに、「光1Gコース on auひかり」という光回線を使ったサービスも提供しています。こちらは光ハイブリッドではなく、光ファイバーのみの回線です。

 

ケーブルテレビの接続には同軸ケーブルを使い、インターネットの接続には光ケーブルを使う方式で、上下ともに最大1Gbpsという速度となっています。ただ、速度を重視するのであればNURO光の方が・・と私は感じました。

 

 

イッツコムの速度

 

イッツコムでも、速度ごとに4つのプランが用意されています。

 

  • かっとびメガ160 下り最大160Mbps 上り最大10Mbps
  • かっとびワイド 下り最大30Mbps 上り最大3Mbps
  • かっとびプラス 下り最大8Mbps 上り最大256Kbps
  • かっとびジャスト 下り最大1Mbps 上り最大128Kbps

 

 

それぞれのプランはこのような速度となっています。J:COMに比べ、理論上の速度は遅いです。イッツコムは7年前に使っていましたが、当時のフレッツ光(100Mbps)より速度が出ていたように記憶しています。

 

最近では、イッツコムも光ハイブリッドだけでなく、光回線を利用した「イッツコムひかり」というサービスを行っています。こちらも4つのコースに分かれていて、速度は以下の通りになっています。

 

  • 2ギガコース 下り最大2Gbps 上り最大1Gbps
  • 1ギガコース 下り最大1Gbps 上り最大1Gbps
  • 300メガコース 下り最大300Mbps 上り最大100Mbps
  • 30メガコース 下り最大30Mbps 上り最大10Mbps

 

こちらはJ:COMよりも速いコースが提供されています。2ギガコースでは、ベストエフォート値でNURO光同等の速さとです。

 

ただし、関東の光回線の実測ではNURO光が2年連続で1位になっているところを見ると、速度はNURO光に軍配が上がります。NURO光の実際の速度を自分で検証&調査機関のデータを分析した結果

 

 

ケーブルテレビのインターネット料金

 

NURO光では、回線使用料やプロパイダ料などを含めて、月額基本料金は4,743円です。NURO光を2年間使った際の月額料金

 

J:COMの料金

 

J:COMでは、速度のプランによって料金が異なります。それぞれのプランの料金をまとめると、

  • 320Mコース 月額6,000円
  • 120Mコース 月額5,500円
  • 12Mコース 月額3,980円
  • 1Mコース 月額2,980円

 

となっており、NURO光と比べると割高な料金設定です。また、J:COMの光1Gコース on auひかりは、月額基本料金6,500円となっています。

 

J:COMに限らず、ケーブルテレビはネット単体では高いのですが、テレビ、電話、ネットの3サービスをまとめた時のコストパフォーマンスはいいです。また、一戸建ての場合、2年以上の長期契約で以下のようなコースが用意されています。

  • ケーブルテレビ32ch+インターネット320Mコース+J:COM PHONE 月額7,600円
  • ケーブルテレビ32ch+インターネット120Mコース+J:COM PHONE 月額7,142円
  • ケーブルテレビ32ch+インターネット12Mコース+J:COM PHONE 月額6,171円
  • ケーブルテレビ32ch+インターネット1Gコース+J:COM PHONE 月額8,100円(一部地域のみ提供)
  • ケーブルテレビ32ch+インターネット320Mコース 月額6,648円
  • ケーブルテレビ32ch+インターネット120Mコース 月額6,171円
  • ケーブルテレビ32ch+インターネット12Mコース 月額5,219円
  • ケーブルテレビ32ch+インターネット1Gコース 月額7,148円(一部地域のみ提供)

 

イッツコムの料金

 

イッツコムでも、料金は速度ごとのプランによって決められています。

  • かっとびメガ160 月額6,000円
  • かっとびワイド 月額4,600円
  • かっとびプラス 月額3,200円
  • かっとびジャスト 月額1,700円

 

こちらは速度あたりの料金に直すと、J:COMよりも高い設定となっています。続いて、イッツコムひかりの料金を見ていきましょう。

  • 2ギガコース 月額7,500円
  • 1ギガコース 月額7,000円
  • 300メガコース 月額6,500円
  • 30メガコース 月額4,600円

 

こちらもJ:COMの光1Gコース on auひかりが上下とも最大1Gbpsで6,500円であることに比べると、やや割高です。ただし、光1Gコース on auひかりには「ホームタイプ2年コース」というお得なコースを選ぶことができます。このコースには30メガは適用されておらず、以下の3つのコースとなっています。

  • 2ギガコース 月額6,200円
  • 1ギガコース 月額5,700円
  • 300メガコース 月額5,200円

 

こちらは2年単位の継続利用が条件となっており、契約期間中の解約には解約料として9,500円が必要です。また、いずれの場合もNURO光の下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsで月額4,743円という料金設定に比べると割高になっています。

 

 

ケーブルテレビのデメリット

 

光ハイブリッドの流合雑音

 

ケーブルテレビのインターネットを利用する上で、避けて通れないのが流合雑音についてです。流合雑音とは、同軸ケーブルを使ったインターネット回線で上り方向にノイズが発生することです。

 

このノイズは電化製品の影響や、雷などの天候によって発生します。ケーブルテレビでは数百という多数の世帯に分岐してネットワークを共有していますので、各家庭で発生した小さなノイズでも、上り方向へ集まると大きく通信を阻害するおそれがあるのです。

 

このノイズはNURO光など自宅まで全て光ファイバーでつないでいる場合には、発生しません。ケーブルテレビのインターネットを利用する場合は、この流合雑音について留意しておくとよいでしょう。

 

 

結論:NURO光とケーブルテレビではどちらがいいか

 

回線の速度、料金等を比べると、やはりNURO光が優れていると言えます。月額4,743円で下り最大2Gbpsの速度は魅力的ですし、申込時にキャッシュバックをもらえるなど、キャンペーンもケーブルテレビと比べていいです。NURO光の申し込み先別キャンペーン一覧表

 

ケーブルテレビの光ハイブリッド方式による弊害もありません。ただ、NURO光では地デジ対策ができません。NURO光はテレビの地デジ対策が必要。最安値はどの方法か検証

 

また、ケーブルテレビのメリットとして、テレビ・電話・ネットの3サービスを付けた際には安くなりますし、ネットの利用用途や頻度に応じて4つの速度を選ぶ事ができます。速度は求めていないからできるだけ安く、という場合には、J:COMの1Mコース2,980円や、イッツコムのかっとびジャスト月額1,700円などを使うと、低額でインターネットを利用することができます。

 

私の家では地デジアンテナを既に建てていますので、ネットと固定電話はNURO光、CS放送はスカパーで見ています。

 

2年、3年先までのコストを考えるとこの形がベストですが、NURO光とスカパーの2つに支払先がわかれる事、契約の手間などを考えるとCS放送を見るのであればケーブルテレビを利用するのもいいのかなと思います。

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