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NURO光はIPv6に対応 IPv6とIpv4の違いを解説

更新日 2019年2月6日

 

NURO光は、現在普及しているIPv4の次世代規格であるIPv6に対応しており、高速での通信が可能となっています。私も基本的にはIPv6で接続するようにしています。

 

とは言っても、そもそもIPv6やIPv4についてよく知らない人も多いでしょう。この記事では、IPv6やIPv4の基本的な意味やその違い、そしてIPv6に対応するメリットデメリットについてまとめました。

 

<目次>
1、IPv6とIPv4の3つの違い
2、IPv6のメリットとデメリット
3、NURO光のIPv6接続の特徴・接続方法・確認方法

 

IPv6とは?

 

IPv6(Internet Protocol version 6)とは、IPアドレスの規格の1つで、現在主に使用されているIPv4の後継規格です。IPアドレスというのはインターネットに接続している機器に割り当てられるインターネット上の住所のようなものだと考えてください。

 

インターネットに接続する機器にIPアドレスが割り当てられているおかげで、私たちは相手を間違えることなくネットワーク上で情報をやり取りすることができます。住宅やオフィスに住所が振り分けられているからこそ郵便物がしっかり届くのと同じ原理です。

 

IPv6とIPv4の3つの違い

 

◇IPv6は新しいプロトコル

 

私たちがインターネットを利用するためにはIPアドレスと呼ばれる住所のような番号が必要です。

 

2019年現在、最も普及しているプロトコルはIPv4と呼ばれるもので、IPv4が利用できるIPアドレスは間もなく枯渇するといわれています。IoTが発達する今、さまざまな家電製品等がインターネットに接続できるようになったため、さらに多くのIPアドレスを用意するために開発されたのがIPv6と呼ばれる新しい規格なのです。※プロトコル=ルール

 

◇違い1:利用できるIPアドレスが無限大

 

IPv4で利用できるIPアドレスは約42億9497万個といわれていますが、実際に使えるIPアドレスはもう少し少ないようです。世界の人口は約61億人なので1人1つのIPアドレスを割り当てられたとしても足りていませんよね。さらにIoTが発達すれば1人で複数のIPアドレスが必要になるため、現行のIPv4では問題だといわれています。

 

対してIPv6で利用できるIPアドレスは“実質無制限”です。IPアドレスの表記を32ビットから128ビットに変えたため、世界の人口をはるかに上回るIPアドレスの数を用意することができました。結果、無限にIPアドレスが存在することになったのです。

 

◇違い2:通信内容が暗号化される

 

IPv6ではIPsec(トランスポートモード)と呼ばれる暗号化技術が標準搭載されています。IPsecがあることで、IPパケット(ルールに従って使われているデータ)が暗号化され保護されます。この機能によりIPパケットを途中で改ざんされたり、成りすまされたりすることが防げます。しかし、必ずしも防げるというわけではありません。

 

実はIPv4ではIPsecが使えないというわけではないようです。オプション機能として備わっているため、自分で操作をしてIPsecを有効にしなければいけません。

 

◇違い3:接続方法にも違いがある

 

IPv4とIPv6には対応している接続方法にも違いがあります。IPv4はPPPoEという接続方式に対応しているのに対し、IPv6はPPPoEとIPoEに対応しています。紐解いて見ていきましょう。

 

PPPoEとは、ダイアルアップ接続向けに作られたルールををイーサネットへ応用した接続方式です。正式には「Point-to-Point Protocol over Ethernet」といい、頭文字をとってPPPoEと呼ばれています。ADSLなど高速インターネットが誕生したことをきっかけに、イーサネット上にてポイントとポイントを繋げなくてはならなくなり、PPPoEが開発されました。

 

IPoEは、前提条件を「イーサネットを使うこと」に置いています。イーサネットは企業内LANと同じ通信規格で直接インターネットへ接続ができます。正式には「Internet Protocol over Ethernet」といい、ネイティブ方式とも呼ばれます。

 

少々難しい話をしてしまいましたが、IPv4とIPv6は接続方法が異なるということだけ覚えていただければ結構です。

 

IPv6誕生の背景はIPアドレス不足

 

IPv4が割り当てられるIPアドレスは約43億個なのですが、この数では急激なインターネットの普及に対応できなくなり、やがては不足してしまうと考えられています。

 

将来的にインターネットを利用する人は世界中でどんどん増え、またエアコンや冷蔵庫などの家電製品もインターネットに接続する時代が来ると考えられています。そのような状況では、43億個のIPアドレスでは足りなくなるのです。

 

この問題を解決するべく開発されたのがIPv6です。IPv6が割り当てられるIPアドレスの数は約340澗(かん)とされています。1澗が1兆×1兆×1兆ですので、360澗という数字はほぼ無限に等しい数だと考えて良いでしょう。現状、IPv6の日本での普及率は高くはありませんが、一般化されればIPアドレスの不足問題は半永久的に解消すると見られています。

 

IPv6のメリット

 

セキュリティ認証が楽

 

IPv6で使えるIPoEはセキュリティ認証が楽というメリットがあります。従来のPPPoE方式ではインターネットに接続する際に、プロパイダーから指定されたIDとパスワードを入力しなければアクセスできませんでした。

 

しかしIPoE方式であればIDやパスワードを入力する必要は一切ありません。インターネットにアクセスした際に回線側よりルーターへ認証情報が流れます。問題なく認証できればアクセスできるため、IDとパスワードが不要なのです。

 

通信速度が速い

 

IPv6はIPv4に比べて通信速度が速いといわれています。なぜなら帯域の幅に差があるからです。IPoE方式(IPv6)はPPPoEと比較し、異なる帯域幅の広い通信網などを経由してインターネットに接続します。分かりやすく言えば高速道路の料金所です。料金所が2つしかなければ、交通量が多い場合、通過するのに時間がかかってしまいます。しかし料金所が4つあれば効率は2倍上がるため、スムーズに通過できますよね。

 

このようにIPv6でのみ利用できるIPoE方式はPPPoEと比較して通信速度が速いといわれているのです。ただし、間違われやすいのはIPv6なら何でも早いわけではないという点です。通信速度が速いのはIPv6-IPoEだけであり、IPv6-PPPoEはIPv4と変わらない通信速度なので注意しましょう。

 

IPv6のデメリット

 

IPv6のデメリットは、IPv6に未対応のWEBサイトやアプリでは利用できないという点です。Google、YouTube、Facebook、Wikipediaといった大規模なWEBサイトや官公庁のHPなどはIPv6に対応していますが、現状では未対応のサイトも未だ数多く存在しています。したがって、IPv6のみでは満足にインターネットを利用することができないのです。

 

◇IPv4との互換性がない

 

新時代を担っていくであろうIPv6ですが、実は標準プロトコルであるIPv4との互換性がありません。そのため、IPv4をベースとするホストとの通信を直接行うことができない問題があります。

 

そんなIPv6のデメリットをカバーするのが変換装置です。IPv4にしか対応していないサイトへアクセスする際に、IPv6の通信網を利用しサイト直前でIPv4に変換することで、スムーズなアクセスを実現できます。

 

データは「IPv6にみせかけたIPv4」として変換装置を通るため、IPoE方式でもアクセスできる仕組みです。

 

◇IPv6-PPPoE方式は選ばない方が良い

 

PPPoE方式は最大通信速度が200Mbpsに制限されています。仮にNURO光のようなIPv6に対応している高速インターネットを使っていたとしてもIPoEではなくPPPoEで繋いでいたら200Mbpsしか出ません。せっかくの1Gbpsが意味ないことになってしまいます。

 

また、PPPoE方式は必ずネットワーク終端装置を通り抜けなければいけず、収容できるネットワーク数に限りがあります。例えば1つのネットワーク終端装置に100人のユーザー収容できる場合、101人目以降は空きが出るまで待たなくてはなりません。

 

結果、通信速度がさらに低下してしまい、「PPPoE=遅い」という式が成り立ってしまうのです。もし可能なのであれば、IPv6を使っている方ならIPoE方式でインターネットに接続することをオススメします。

 

NURO光はIPv6対応で高速通信が可能

 

NURO光はIPv6に対応しており、これによって通信速度の向上が期待できます。なぜなら、IPv6では混雑の影響を受けないスムーズな情報通信ができるからです。先ほど説明したとおり、IPv4はたくさんの機器が接続されているため常に混雑状態にあります。

 

たとえるならお盆やゴールデンウィークの高速道路のようなものです。混雑した道路では車が本来のスピードを出せないように、ネット上の混雑に巻き込まれてしまうと通信スピードが低下してしまいます。一方、IPv6は混雑のない新設の高速道路です。光回線の本来のスピードでやり取りができるため、結果、通信速度の向上につながるのです。

 

NURO光はIPv6とIPv4のハイブリッド接続

 

NURO光では、IPv6のIPv4の2つをハイブリッドで利用する「デュアルスタック」を採用しています。したがって、IPv6対応しているWEBサイトでは高速インターネットを利用でき、また未対応のサイトやアプリには従来のIPv4で接続するという状況に合わせた使い分けが可能です。

 

NURO光は高速認証を採用

 

NURO光の通信速度が優れているもう1つの理由は、インターネット接続時の認証方式にIPoE認証を採用していることです。NURO光以外にもIPv6を採用している光回線業者は割と存在するのですが、それほど速さを実感できないケースがあります。

 

その原因の1つとして考えられるのが、インターネットに接続する際の認証方式です。ここでいう認証とは、インターネットに接続する機器の出所を確認することで安全性を確保するシステムのことです。認証方式にはPPPoE認証とIPoE認証の2つがあります。

 

IPoE認証によってタイムロスのない通信が可能

 

PPPoE認証は、インターネットに接続する際にユーザー認証としてIDとパスワードを確認する方式で、確認に要する手間によって通信速度が遅くなります。

 

一方、NURO光が採用しているIPoE認証は、回線で認証するためIDとパスワードを確認する必要がありません。つまり、確認する時間分のタイムロスがなくなるため、快適な通信速度でインターネットを楽しめるのです。

 

IPv6とIPoEを併用したNURO光の環境は、たとえるならフルスロットルで走行できる料金所のない高速道路のようなものと言えるでしょう。

 

NURO光でIPv6を利用するには?

 

NURO光でIPv6を利用する際に、特別な申し込み手続きは必要ありません。NURO光を利用しているだけで自動的にIPv6を利用できる環境になります。現在、自身がIPv6・IPv4のどちらを利用しているのか調べたい場合には、以下のSo-netページのいずれかにアクセスすることですぐに確認することができます。

 

1.https://www.so-net.ne.jp/common/IPv6/:ページの文頭に表示されます。
2.https://www.so-net.ne.jp/:ページの右上に表示されています。

 

前述したように、NURO光を利用していれば自動的にIPv6で接続されるはずです。ただし、ルーターがIPv6に対応していない、あるいはIPv6で接続しないようにネットワーク設定がされているなどの理由によってIPv4で接続される場合があります。

 

もし、IPv6ではなくIPv4が表示された場合には、通信機器やネットワーク設定の確認をしてみると良いでしょう。

 

NURO光はIPv6プラスには非対応

 

IPv6プラスとは、NTT東西の次世代ネットワークを利用して事業を行うプロバイダが、新たな設備を用意することなくIPv6のIPv4のハイブリッド接続をユーザーに提供できるサービスです。

 

こちらもNURO光と同じくIPoE認証によるスムーズな通信を実現しています。このサービスが関係するのは、NTTの運営するフレッツ光や、ソフトバンク光やauひかりなど、フレッツ光の光回線を利用している、いわゆる「光コラボ」と呼ばれるインターネットサービスです。

 

IPv6プラス非対応はデメリットにはならない

 

NURO光は光コラボではないため、IPv6プラスには対応していません。しかし、ご説明したようにNURO光もIPv6対応でIPoE認証を採用しています。

 

さらに、フレッツ光の通信速度が最大1Gbpsなのに対しNURO光は最大2Gbpsです。これらの点から、NURO光がIPv6プラスに未対応であることがデメリットになることはなく、むしろNURO光の方が通信速度で勝る可能性さえあります。

 

名称に「プラス」と付いてはいますが、対応している方が優れているというわけではないのです。

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