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NURO光の宅配ボックスサービス スマートホームスタートプランとは?

 

NURO光では、個人・家庭向けの宅配ボックスを提供するというサービス、「NURO光スマートホームスタートプラン」が始まりました。このサービスを使うと、自宅に荷物が届いたときに外出中でも、宅配達物を受け取ることができます。宅配ボックスの詳細、使い方

 

NURO光の戸建てもしくはマンションミニの契約をした人が対象です。

 

 

NURO光のスマートホームでできる事

 

スマートタグとスマートハブで防犯チェック

 

スマートタグとスマートハブを利用することで、宅配ボックスの開閉や、子供の帰宅などを知ることができます。その仕組みや役割について説明していきましょう。

 

スマートタグとスマートハブの機能のひとつに、宅配ボックスの開閉通知があります。宅配ボックスの扉が開閉されることで、ボックスの中に置かれているスマートタグからBeacon信号が発信されます。
このBeacon信号が自宅の中に設置されているスマートハブに届くと、インターネットを経由して専用のアプリに通知が届くという仕組みになっています。

 

このシステムによって、外出中でもスマホを通して宅配ボックスが開閉されたことを知り、荷物が届いたかどうかを確認することができるのです。

 

さらに、宅配ボックス内のスマートタグからBeacon信号が一定期間発信されなかった場合にも、スマートハブを通して専用アプリに通知が届くようになっています。

 

これは宅配ボックスごと盗難されるなどしてボックス内のスマートタグからBeacon信号が受信できなくなったことを知らせるものです。この機能によって宅配ボックスの異常を検知することができるようになっているのです。

 

持ち運び用のスマートタグの便利な使い方

 

NURO光のスマートホームスタートプランに申し込むと、契約時に宅配ボックス用のスマートタグと契約者用のスマートタグの2つを受け取ることができます。このうちの片方を持ち運び用とすることで、家族の安全を知ることができるのです。

 

たとえば、小学生の子供にスマートタグを持たせて学校へ行かせるとします。親が共働きなどの事情で家にだれもいない場合でも、スマートタグを持った子供が家に帰ってくると、登録されたスマートタグからのBeacon信号をスマートハブが検知し、専用アプリへと送信されるのです。

 

これを利用すると、子供が無事に家に帰ってきているかどうかを知ることができます。

 

 

スマートホームスタートプランの料金は?

 

スマートホームスタートプランの利用料金

 

NURO光の宅配ボックスを利用するには、インターネットの利用料金のほかに別途スマートホームスタートプランの料金が必要です。

  • 初期費用 9,800円
  • 契約事務手数料 無料
  • 工事費 無料
  • 月額利用料金 1,980円
  • 宅配ボックス料金 36,000円

 

宅配ボックスは分割請求となり、月々900円の40回払いで36,000円です。

 

この宅配ボックス料金は、分割払いが終わらないうちに解約した場合でも、残りの料金を支払わなければなりません。その際、残債は一括請求となるので注意が必要です。

 

 

スマートタグを追加する際の料金

 

NURO光の宅配ボックスの大きな特徴のひとつでもあるスマートタグ。しかし、子供が複数いる場合など、スマートタグの数がもっと多ければと思うことがあるかもしれません。そんなとき、別途申し込みをすることでスマートタグを追加することができるのです。

 

通常の契約では2つのスマートタグを利用できるようになりますが、追加する場合は1台あたり3,980円で最大5台まで追加することが可能です。

 

追加申し込みをした分のスマートタグについては、サービスを解約する際に返却する必要がありません。なお、追加分の料金は一括請求です。

 

 

解約時にかかる料金

 

スマートホームスタートプランを解約する際には、契約解除手数料として9,500円が必要です。解約する月の月額利用料金も1,980円払わなければなりません。

 

また、宅配ボックスの料金を分割払い中の場合はその残債も一括請求されることになります。そのほか、スマートタグ(追加分以外)とスマートハブが返却されなかった場合、機器損害金としてスマートタグは1台あたり3,980円、スマートハブは10,000円が請求されます。

 

 

スマートホームスタートプランのキャンペーン

 

スマートホームスタートプランでは、割引キャンペーンを行っています。割引額は契約月からの期間によって異なります。

 

  • 1ヶ月目 初回利用料金無料 1,980円割引
  • 2〜3ヶ月目 キャンペーン割引 1,000円割引
  • 2〜41ヶ月目 月々サポート(宅配ボックス料金実質無料) 900円割引

 

このキャンペーンを利用することで、初期費用や宅配ボックス費用合わせて1ヶ月目は9,800円、2〜3ヶ月目は980円、4ヶ月目以降は1,980円で利用することが可能です。ただし、キャンペーン内容は時期によって異なる場合がありますのでご注意ください。

 

 

NURO光で提供される宅配ボックスの大きさは?

 

NURO光スマートホームスタートプランの宅配ボックスは、幅420mm、高さ520mm(台座100mm)、奥行き460mmという大きさです。内寸のサイズは幅350mm、高さ350mm、奥行き420mmです。

 

大きな荷物でない限り、問題なく荷物を入れることができるサイズと言えるでしょう。なお、色は白のみとなっており、選ぶことはできません。

 

また、NURO光の宅配ボックスにはボックス内に設置(もしくは持ち運び)するスマートタグと、宅内に設置するスマートハブという機器が付属しています。スマートタグは、ケースが46×26×8.5mmの大きさで、リボンは50×9mmです。スマートハブは、135×135×175.5mmです。

 

 

他社の宅配ボックスとの比較すると

 

他社の宅配ボックスと比べるとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。個人的にはここがいちばん気になり、宅配ボックスのシェアが多いパナソニックの宅配ボックスと比較してみました。

 

パナソニックはサイズや色が選べる

 

パナソニックの宅配ボックスでは、サイズや色を用途や自分の好みによって選ぶことができます。サイズはコンパクトタイプ、スリムタイプ、ハーフタイプ、ミドルタイプの4種類。色は鋳鉄ブラック、ステンシルバー、漆喰ホワイト、エイジングブラウンの4色です。

 

自宅の玄関先に置くものですから、色や形を選べるというのは大きな利点だと思います。

 

ただし、実用性を考えると、NURO光の宅配ボックスが小さいわけではありません。容積を比べると、パナソニックで一番大きなミドルタイプと同程度の大きさですまた、扉の右開きと左開きを選べるなど、ボックスの自由度はかなり高いものとなっています。

 

 

パナソニックの宅配ボックスは買い取り制

 

NURO光では月額料金制だった宅配ボックスですが、パナソニックで買う場合は買い取りです。料金はサイズによって異なり、以下の通りです。

 

  • コンパクトタイプ 59,500円
  • スリムタイプ前出し 60,500円
  • スリムタイプ後出し 71,700円
  • ハーフタイプ 66,100円
  • ミドルタイプ前出し 77,300円
  • ミドルタイプ後出し 88,500円

 

前出しや後出しというのは、扉を開ける際に前(配達員側)からのみ開閉可能なのか、前と後ろ(家側)から開閉可能なのかの違いです。NURO光の宅配ボックスは前出しですので、容積が同じくらいのミドルタイプ前出しと比べてみましょう。

 

NURO光の宅配ボックスと料金を比べると

 

パナソニックは買い取り制、NURO光は月額制ですから短期で使うのであればNURO光が安くなり、長く使うのであればパナソニックが安くつきます。

 

具体的な期間は、NURO光と同サイズの宅配ボックスをパナソニックで利用した場合の料金は77,300円。37ヶ月目で追いつく計算です。つまり、37ヶ月以上宅配ボックスを利用するのならパナソニックの方が料金が安く、36ヶ月以内の場合はNURO光の方が安いというわけです。

 

ただし、NURO光にはパナソニックにはないスマートタグやスマートハブを使った機能がありますから、先に書いたようにスマートタグやスマートハブの機能を使うのであればNURO光、ミドルタイプよりも小さいボックスで十分な方はパナソニックでいいと思います。

 

 

宅配ボックスとは

 

宅配ボックスとは、受取人が留守にしているときに宅配便や郵便物が届いた際、届いた荷物を本人不在のまま受け取ることができる設備です。平日は仕事で家にいない方は、昼間に荷物が届いていて不在票だけが残されているという経験をされた方も多いのではないでしょうか。

 

留守であっても再配達を頼めば指定の時間に届けてくれますが、受け取りまでに時間もかかりますし、昨今は運送会社の配達員への負担の大きさも話題になっています。そんなときに宅配ボックスさえあれば、再配達の手続きをしたり、指定の時間に家で待っていたりといったことから解放されるのです。

 

防犯にも利用できる

 

また、マンションに設置されていることの多い宅配ボックスは、防犯の役割を担うこともあるのだそうです。通常、荷物を受け取るためにはマンションのエントランスのドアを開け、マンション内に配達員を入れる必要があります。

 

中に入る機会を伺っていた不審者が、配達員が中へ入るのと同時に開いたドアを通ってオートロックを抜けるという古典的な手もありますし、配達員自身がいい人ばかりとも限りません。
宅配ボックスがあれば、そうした心配も少なくなるでしょう。

 

さらに、NURO光のスマートホームには、通常の宅配ボックスにはないいくつかの機能も搭載されています。

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