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スピードテストサイト9つの特徴

 

利用しているインターネット回線でどのくらいの通信速度が出ているか、気になる方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、無料で簡単に通信速度を測定できるツールを9つの特徴を簡単に紹介します。

 

私は光回線の営業をしていた時代からWild Speedを使っています。個人的にはこれがいちばん測定の精度が高いと思っています。また、自分以外の人の測定結果が見られるRadish Network Speed Testingもよく見ます。

 

 

測定する前に知っておきたい通信速度の「下り」「上り」の意味

 

通信速度の測定ツールを利用すると、結果に「下り」「上り」あるいは「ダウンロード」「アップロード」と結果に表示され、それぞれ異なる数値になっています。

 

下り(ダウンロード)速度とは?

 

インターネット上から情報を取得するときの速度です。ホームページや動画を閲覧するときの速度に関係します。

 

上り(アップロード)速度とは?

 

メールを送信したり、動画サイトに動画をアップしたりといった自分の端末からインターネット上に送信する際のスピードに関係します。

 

通信速度は、数値が大きいほど早くなります。基本的には、下り速度の方に注目して結果を見ると良いでしょう。上り速度は、高画質の動画のような重いデータを送らない限り気にする必要はありません。

 

また、オンラインゲームやスキャルピングトレードをする方はPing値を意識する必要があります。

 

BNRスピードテスト

 

「測定開始」をクリックするだけで「下り」と「上り」両方の通信速度を測定することができます。測定にはFlashプレイヤーが使われていますので、セキュリティなどでブロックされている場合は表示を許可させてから使いましょう。

 

iPhone、iPad、AndroidスマホなどFlashに対応していない端末でも「画像読込み版」というバージョンを使えば測定することができます。

 

https://www.musen-lan.com/speed/

 

speedtest.net

 

スタイリッシュなデザインが印象的な速度計測ツールです。ワンクリックで「下り」「上り」の通信速度はもちろん、オンラインゲームを楽しむときに重要な要素となるPing値(応答速度)も一緒に計測してくれます。

 

Ping値が低いほどゲームのタイムラグが小さくなるので、ゲームをする場合は覚えておくと良いでしょう。

 

 

計測中は自動車のメーターパネルのように速度が上がって様子が見られるので、眺めているだけでも楽しいツールです。

 

https://www.speedtest.net/

 

3、Fast.com

 

世界的に有名な動画配信サービス「Netflix」が公開している測定ツールです。「Fast.com」の名前に違わずサイトにアクセスしてすぐに計測が始まるため手間が全くといって良いほどかかりません。

 

白地の画面に大きく結果が表示されるため、非常に分かりやすい点も特徴の1つです。ただ、ほかのツールよりも高めの結果が計測される傾向があるので、実測値は少し控え目に見積もった方が良いかもしれません。

 


ブレ幅が大きいという声もあるようです。

 

https://fast.com/ja/

 

速度.jp(ブロードバンド スピードテスト)

 

こちらも、speedtest.netのようなメータ風のデザインが特徴の測定ツールです。シンプルでわかりやすく、誰でも簡単に速度を測ることができます。

 

測定時にシンガポールなど海外のサーバーが利用されることがあり、その場合は速度が極端に遅くなることがあります。ほかのツールに比べて数値が大幅に異なる場合は、表示されているサーバーの住所を確認してみてください。

 

https://www.sokudo.jp/

 

Radish Network Speed Testing

 

10年以上にわたり支持され続けている測定ツールです。複数の場所にサーバーを設置しているので、回線速度を知りたいときは近くのサーバー、チューニングの具体を確認したいときは遠くのサーバーと使い分けができます。スマートフォンでも利用できるので、モバイルでの通信環境を知りたい場合にもおすすめです。

 

 

ほかの人が測定した結果を見ることができるのもRadishの魅力の1つです。プロバイダと測定地を指定することで、自分が住んでいる地域ではどのプロバイダが速いのかを確認できます。回線選びの参考になるのでしょう。

 

http://netspeed.studio-radish.com/

 

RBB SPEED TEST

 

RBB SPEED TESTは、豊富な情報が特徴の測定ツールです。パソコン上での測定機能のほかにスマホ用のアプリもリリースされており、モバイル環境での通信速度チェックを簡単に行うことができます。また、豊富なデータも魅力の1つで、

 

  • 都道府県ランキング
  • 固定回線ランキング
  • スマホキャリア別の速度推移
  • Wi-Fiスポット別平均速度

 

などさまざまなデータが公開されています。特に、これからネット環境を変えようと考えている人にとっては、非常に参考になるのではないでしょうか。

 

http://speed.rbbtoday.com/

 

Google

 

 

検索エンジンのGoogleでも通信速度が測定できるのをご存じですか。方法はGoogleの検索窓に「Google スピードテスト」と入力して検索にかけるだけ。

 

検索結果ページの先頭にインターネット速度テストと表示されますのでボタンをクリックすれば測定が始まります。測定結果は数値だけでなく、速いかどうか、どのような処理ができるかをテキストで表示してくれます。

 

通信速度の基準に詳しくなくても、パッと理解できるのが魅力です。

 

wild speed

 

光回線業者が速度チェックの際によく使っているなど、測定精度の高さに定評のある計測ツールです。

 

40秒ほどでダウンロードとアップロード両方の速度ができます。測定結果には、どれだけ安定した状態で測定できたかを表す「測定品質」が詳細に表示されるので、測定環境の良し悪しまで確認できるのがメリットです。

 

http://wild-speed.jp/

 

NURO光

 

光回線サービスのNURO光でも通信速度を測定するツールが公開されています。注意点としては、Javaに対応していないGoogle Chromeでは使うことができません。WebブラウザはInternet ExplorerやSafariなどを使うようにしましょう。

 

http://www.nuro.jp/speedup/speedupStep1.html

 

測定ツールによって差が出ることを覚えておこう!

 

複数の測定ツールを使ったことがある人ならわかると思いますが、ツールの種類や使う時間帯によって結果に差が出ることは珍しくありません。ツールの測定結果は、以下のような要因が複雑に関係し合って導き出されるからです。

 

  • 同時間に測定ツールを利用している人数
  • 朝と夜間など利用している時間帯
  • 測定ツールが設置しているサーバーの場所
  • 測定ツールの測定方式
  • 測定ツールの利用機器

 

どの測定ツールが最も正確かを判断することは、非常に難しいといえます。厳密に通信速度を測ろうとはせず、複数のツールを試して大体の目安を知っておく程度に考えると良いのではないでしょうか。

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